パナソニックロボット掃除機 ルーロ(RULO) MC-RS200
パナソニックからロボット掃除機「ルーロ」の新型「ルーロ(RULO) MC-RS200」が2016年4月20日に発売されました。
ここでは「ルーロ(RULO) MC-RS200」のポイントを簡単に紹介します。
ルーロ(RULO) MC-RS200の変更点
以前に発売されていた「ルーロ MC-RS1」との主な変更点は次の通りです。
- 床面検知センサー
- ダストボックスの形状変更
- リモコンの変更
主な変更点は以上です。
床面検知センサーは、じゅうたんや、フローリーングなど、床の状態に応じてロボット掃除機のキュ引力が変わるというもの。
ダストボックスの形状は、ゴミを捨てやすくなった他、フィルターの形状なども変わっています。
リモコンの変更は、追加機能などが加わっています。
以前の「ルーロ MC-RS1」でも十分掃除は可能ですが、いろいろと便利な機能が増えた変更といえます。
パナソニック ロボット掃除機 ルーロ(RULO) MC-RS200の特徴
パナソニックのロボット掃除機「ルーロ(RULO) MC-RS200」の主な特徴として次の点が挙げられます。
- 形が円状ではない。
多くのロボット掃除機が円状として発売されていますが、このパナソニックのルーロは三角にやや丸みを持たせた形状になっています。
これにより、隅までブラシが届きやすく、また、小回りも効くようになったとのことです。
ルーロとルンバとの比較
ここではパナソニックのロボット掃除機「ルーロ」と、iRobotの「ルンバ」とを比較していきます。
いずれも掃除機能に問題はないため、その他の注目すべき点を取り上げていきます。
比較するルンバは「ルンバ800」シリーズ。
ロボット掃除機の大きさ比較
ロボット掃除機の本体部分の大きさの比較です。
ルンバ800シリーズは最大幅353mm。
一方、ルーロは幅330mmで、奥行きが325mmです。
このため、ルーロの方がより狭い場所を移動して掃除をすることが可能です。
自宅で利用している家具と家具の間の長さ、椅子の足と足の長さなどを調べ、どちらがより細かい場所まで掃除が出来るのかを把握し、選択しましょう。
ロボット掃除機の高さ比較
高さはルンバ800シリーズが92mm。
ルーロは高さ92mmです。
どちらも同じ高さですので、こちらは意識する必要はなさそうです。
自宅の家具の高さを確認し、下に潜って掃除が出来るかどうかの目安として高さを把握しておきましょう。
ぎりぎりの高さではなく、余裕を持って100mm(10cm)程度の高さがあると良いでしょう。
これらの高さに合わせて、家具を買うというのもお薦めです。
ゴミの収納量
ゴミの収納スペースはルーロは小さいため、頻繁にゴミ捨てをする必要があるでしょう。
ただ、以前の「ルーロ MC-RS1」と比べて容量は増えています。
また、ルンバと異なり、ゴミを圧縮する機能もあるため、見た目の容量以上にゴミをため込むことが可能です。
ゴミの捨てやすさ
ゴミの捨てやすさは、ルーロは上部にゴミの収納スペースがあり、上の蓋を開けてゴミ収納ケースを取り出して、そのままゴミ箱まで持っていき捨てることが出来るので、楽です。
ルンバは横から引き抜く形であり、また、やや外れにくく力が多少必要なため、この点は不便です。
フィルター清掃
フィルターの清掃は、ルンバはあまり気にする必要はありません。
ルーロも、必要以上にフィルターを清掃する必要はありません。フィルターの手前側に金網状のフィルターがあります。
汚れが目立った際には水洗いも可能です。ルンバは水洗い不可です。
ホコリを集めるブラシ
ホコリを集める外側についているブラシですが、ルンバは1個、ルーロは2個あります。
また、ルーロは形状が三角に近い形で、両脇にブラシがあるため、より隅に届きやすい形状です。
ルンバはブラシが1個ですが、それで問題ないと判断して今までも長い間1個のままでしたので、このブラシの数だけで判断は禁物です。
ルーロはブラシが2個あるから良いというよりかは、より隅に届きやすいという点を挙げておきたいと思います。
ロボット掃除機の価格
ルンバは最上位機種のルンバ885で税抜き84000円です。
ルーロはオープン価格のため、メーカーが希望する価格はわかりませんが、パナソニックのオフィシャル通販サイトでは99800円でした。(2016年5月5日現在)
多くの国で販売し、歴史の長いルンバの方がコスト面で有利になっています。